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2024.02.06
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Webサイトをリニューアルするときに事前に確認しておくべき3つのポイント
マーケティング・広報の伴走支援をしていると、施策の1つとしてWebサイトのリニューアルが必要な場合があります。Webサイトをリニューアルをする上で、事前に確認をしておいたほうが良いポイントがいくつかあります。今回はデジタルマーケティング目線で気をつけたほうが良いポイントを3つご紹介します。 ※このブログでお伝えすることはあくまでも私の経験に基づく話です。この内容が全てというわけではありませんが、参考情報として読んでいただければと思います。 1.リニューアルの目的を考え、将来的な活用方法をイメージする どの仕事でもまず目的を考えることは大切ですよね。Webサイトのリニューアルにおいてもまず「目的」を考えることがとても重要です。サイトをリニューアルする目的は、新規顧客の拡大(集客)・ブランディングの醸成・既存顧客へのアフターフォロー・採用活動などさまざまです。目的が定まっていないと、サイト作りが迷走し、リニューアルができたとしても、望んでいた結果が出ない可能性が高くなります。 まずは社内で目的を考え、リニューアル後にどのようにWebサイトを活用していきたいのかイメージした上でサイト制作を進められるといいでしょう。自社だけで目的を考えることが難しい場合は、サイトの制作会社さんがワークショップ等を実施してくださる場合もありますので、外部のスキルを活用することも有効な手段です。 2.必ずしも、おしゃれなデザインのWebサイトが検索に強いWebサイトではない Webサイトをリニューアルするとき、もちろんデザイン性は大事です。ただ、おしゃれなデザインだからといって、必ずしも検索に強いサイトになるわけではありません。 ここでいう検索が強いサイトとは、『ターゲットとしているユーザーがキーワード検索したときに、必要な情報が書かれているページが検索上位になること』を指します。 検索に強いサイトにするためには、ターゲットを明確にしたり、検索キーワードを考えたり、Googleのロボット見つけてもらいやすいようにしたりとサイトの表側では見えないさまざまな工夫が必要です。(SEO対策と呼ばれたりもします) デザインが良く、検索に強い工夫もできている(SEO対策ができている)Webサイト作りを行うことが大切です。 「Webサイトをリニューアルした後にアクセス数が落ちてしまった」と相談をいただくことがあります。そのサイトを分析してみると、デザインは立派ですが、SEO対策が十分にできておらずに順位が落ちていることがほとんどです。デザインは表面的に見えるのでわかりやすいですが、SEO対策は専門知識を持ってサイトの裏側まで見ないとわからないので、一般的には自社サイトがSEO対策ができているかどうかがわからないのです。 よって、Webサイトをリニューアルする場合、リニューアルをお任せする制作会社がデザインとSEOのスキルの両方を持っているかどうかを確認をされることをおすすめします。もし確認をするのが難しい場合や、セカンドオピニオン的にSEOの知識を持つ専門家(弊社のようなデジタルマーケティングを強みとする人(企業))にも制作に参加してもらうことも一つの方法です。ただし、制作会社さんはそれぞれ進め方が異なりますので、お互いに気持ちよく仕事を進めるためにどういう人(企業)がリニューアルに参加するのが良いか、事前に制作会社と話し合いをしておくとスムーズでしょう。 3.Webサイトをリニューアルしてから、長くお付き合いできる制作会社を選ぶ 世の中には、リニューアル後にサイト内の改善ができていないサイトがたくさんあります。Webサイトは公開がゴールではなく、公開がスタートです。改善や修正を繰り返しながら、Webサイトを育てていくことが大切です。ですので、リニューアルをお任せする制作会社が、サイトを公開してからも保守等を行ってくれる会社かどうか事前に確認をしておくことが一番重要なポイントです。実際に「公開してから軽微な修正を制作会社に依頼すると、高額な修正費用を請求された」という事例があります。文字を数文字直すだけで何万も請求されては、運用にコストがかかりすぎますので、適正なコストで運用できるかどうかも事前に確認をしておきましょう。
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2023.12.26
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今こそ中小企業の製造業がデジタルマーケティングを始めたほうが良い理由
デジタルマーケティングと聞くと、WEBの集客や広告出稿、SEO対策、SNS運用などさまざまな施策がありますが、私は今こそ製造業がデジタルマーケティングを始めた方がいいと考えています。私は新卒で入社した会社でデジタルマーケティング部を立ち上げ、7年間専任担当として取り組みました。部署を立ち上げて売り上げはどう変化したのか?なぜ今製造業にマーケティングの力が必要なのか?を私の経験談をもとにご紹介します。製造業で売り上げが伸び悩んでいる方や、どこからマーケティングを始めていいのかわからない方の少しでもお役に立てればと思います。 デジタルマーケティングで新しい顧客との出会いをつくる 製造業でデジタルマーケティングマーケティングが必要な理由は、「新しい顧客の出会いをつくるため」です。製造業の場合、既存顧客の比率が高いことが多いと思います。しかしそれはある意味恐怖です。もし顧客が倒産した場合、数珠つなぎのようにお客さまが倒産していくこともあります。そうなると、極論売り上げがゼロになってしまうことも考えられるのです。新しい顧客を開拓していくためにも、今からデジタルマーケティングに力を入れていくことが未来を作る鍵になると考えます。 コロナ禍を経て、デジタルマーケティングという言葉が一般化しつつあります。ノウハウ本が多数出版されていたり、広告出稿やLP制作、オウンドメディア立ち上げなどさまざまな記事がアップされています。そのノウハウはもちろん大切ですが、私が実際にデジタルマーケティングをやってみて、一番大切なことは「忍耐力」と「継続力」です。特に、BtoCに比べて、BtoBのデジタルマーケティングは結果が出るのに時間がかかります。ここで言う結果とは目標設定値です。(例えば、新規お問い合わせ数を増やす、売り上げを○%アップなど)その結果が出るまでの時間を諦めずに続けられるかが一番のポイントだと私は思います。 しかし焦りは禁物です。デジタルマーケティングはすぐに結果が出るものではありません。早く結果を出したいと思うあまり、「SEO対策の運用代行会社に高額な費用を払ったものの、あまり効果が無かった」「ネット通販を自社で構築するのは大変だと思い、安易に大手ネットショップにweb店舗を出して、確かに売り上げは上がったけれど手数料が高すぎて利益が残らなかった」という中小企業も少なくありません。そこで前職の経験をもとに、中小企業でデジタルマーケティングを内製化するポイントをお伝えします。 指名検索では1位。しかし、お客さまに本当の情報が届いていない?! まずは前職の入社の経緯からお話をさせてください。前職には、大学4年生の時にインターンとして入社し、ブログを書く仕事を行っていました。初めは、社内の様子やレクリエーションの話などをブログに書いていましたが、毎日行事があるわけではないので、だんだんネタ不足になっていきました。そんなときに、たまたま取り扱っている機械の名前をGoogleで検索すると、会社のホームページが1位に表示されました。 しかし、ニッチな機械なので、その機械の名前は一般的には知られていません。「私がその機械の名前を知らなかった場合、どんなキーワードで検索するだろう?」考え、思いつくキーワードで検索をしてみると・・・検索順位に表示されませんでした。指名検索では1位だったので安心していましたが、実は検索に弱いホームページだったのです。それから「あえて難しい機械名を使わずに、初めて見た人にでもわかるブログを書いたら、ブログの検索順位が上がるのではないか?」と考え、毎週ブログをアップするようになりました。すると私が書いたブログを見て、新規の問い合わせをいただいたのです。 この仕事であれば会社に貢献できると思い、その当時の社長に「私を新入社員として雇っていただけませんか?私が会社に貢献できることはWebマーケティングです。Webマーケティング部を立ち上げさせてください!」と直談判しました。こんな無謀な挑戦、ダメと言われると思っていたのですが、まさかの「いいよ、そこまで言うならやってみなさい。」とOKをもらいました。任せてもらった以上は絶対に結果を出そうと思い、Webマーケティングの知識も経験もゼロの状態からスタートすることになりました。 学びと実践を繰り返し、Webマーケティングの基礎を身につける Webマーケティングに関して知識も経験もゼロだったので、まずは知識をつけることから始めました。GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールの使い方を本や無料セミナーで学び、まずはツールを操作できるようになることから始めました。 次に、このツールをデータ分析ツールとして活用できるようにならなくてはと思い、さまざまなセミナーを受講しました。ただ、セミナーを受講してここで気づいたことは、「いくらツールが使えるようになっても、実際の社内のサイトの実際のデータを分析してPDCAを回せるようにならなければ、マーケターにはなれない」ということです。ツールの使い方やマーケティングの知識を知っているだけでは、机上の空論になってしまいます。そこで、学んだことを会社で実践し、失敗したものは学び直しを繰り返して、Webマーケティングの基礎を身につけていきました。 部署立ち上げから4年。年間売り上げ過去最高記録を達成 ようやく結果がで始めたのは、部署立ち上げから4年ほどたった頃です。コーポレートサイトのアクセス数がアップし、新規のお問い合わせ数は約4倍になりました。年間の売り上げも部署立ち上げ当初と比較すると、4億円ほどアップしました。私自身も「ようやく努力が報われた」と、とても嬉しかったことを覚えています。 経営者と社内担当者が二人三脚で取り組むことが重要 デジタルマーケティングと経営は直結しています。ですので、経営者と担当者が二人三脚で進んでいくことがとても重要なポイントです。中小企業の場合はマーケティングや広報の担当者はほとんど本来の業務との兼任されています。プロのマーケターを雇うのが一番の近道ではありますが、給与などが高額になるので中小企業にとってはかなり負担になります。つまり、社内のメンバーがプロのマーケターに成長するまで、伴走してくれる社外サポーターを見つけることがベストだと思います。そうすれば、費用的にもかなり抑えられますし、多少時間はかかってもいずれは社内でマーケティングのプロになります。 だからこそ、これからデジタルマーケティングを担当する人は、まず相談できる相手を見つけてください。もし部署があるなら部署のメンバーや上司の方。経営者がそのことを理解してくれている環境であれば、すごく仕事がしやすいと思います。もし、お1人で始められる方は社外メンターを見つけておくと良いと思います。しんどい部分を共有できる人がいるだけで本当に心が救われますよ。 その次に大事なのが「ノウハウ」です。先ほども書きましたが、例えば新規の問い合わせを増やしたいという場合、広告出稿・LP制作・Webサイトリニューアル・オウンドメディアの立ち上げ・動画配信など手法はたくさんあります。商材や目標設定値によってその企業やサービスに合う手法は変わりますので、この選定に関しては、私のようなデジタルマーケターにサポートに入ってもらって、どのやり方が適切かをアドバイスしてもらうのが近道だと思います。そのアドバイスを受けた上で、必要な手法を決定し、社内の専任担当者(もしくは外部サポーター)がマーケティングを行っていくというのが中小企業の製造業の場合は望ましいと思います。社内担当者の育成を行いたいと考えておられる方は、まずはお問い合わせフォームよりご連絡ください。 お問い合わせはこちら
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